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EYフェルミ推定『国内のシャーペンとボールペンの本数はどちらの方が多いか?』

ケース面接
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こんにちは、就活無双です。
そろそろ、ケースやフェルミを本格的に取り組む方も多いと思います!

今回は、実際に僕が受けた企業(EY)のケース面接のお題と、僕の回答についてまとめていきたいと思います。

お題 『国内のシャーペンとボールペンの本数はどちらの方が多いか?』 

企業名 EYストラテジー・アンド・コンサルティング

時間 15分程度 (思考時間10分 回答時間2分)

形式 録画面接

前回の記事で説明したように考えていきます。

前提

①ボールペンとは、黒の使いきりのタイプのものとする。

②多いの定義は、1年間で使用される本体の本数とする。

③シャーペンの買い替え頻度は年代に関係なく、半年(6か月)に一回とする。

現状の分析(構造化)

僕の考え方は極めてシンプルで、

人口×需要×回転率で求めています。この、回転率とは(12か月÷1本使いきるまでの期間)のことを指しています。

更に人口に関して、3つのセグメントに分けました。

ボールペンの本数

①60歳以上    需要50%、回転率3
②20歳~60歳    需要90%、回転率12
③0歳~20歳    需要20%、回転率4

日本の人口は約1億2000万人なので、人口ピラミッドの分布を参考に、①2割、②6割、③2割とします。

従って、計算すると、

①1億2000万×2割×50%×3=3600万
②同様に計算して、7億7760万
③同様に計算して、1920万
合計が、8億3280万本 でした。

この、需要の%や、回転率に関してはかなり適当ではありますが、それぞれに理由はあります。

①の需要50%に関しては、そもそもシャーペンを使う機会が少なく、万年筆とボールペンのどちらかを使用するだろうという仮説。

②の需要90%に関しては、仕事をしている人が多く、主婦でも使用する機会はある程度あるだろうという仮説。

③小中学生はボールペンを学校で使用することが禁止されている為、高校生以上である20%にしか需要がないだろうという仮説。

それぞれの回転率も、実際の立場と使用頻度を想定して設定しています。

シャーペンの本数

こちらに関しては、かなり適当です。

全体の人口の90%が使用しているだろうという現状で、

1億2000万×90%×2=2億1600万本です。

これ、計算式に関してはかなり詰められていません。

ボールペンの計算に時間を使いすぎて、ほとんど時間がなかったのを覚えています。

本来であれば、ボールペンと同様に計算式を立てるべきでしょう。

結論 『ボールペンの本数の方が多い』

実際のところ、確か、両方ともかなり近い本数だった気がします。

(気になる方は調べてみて下さい笑)

そして、このケース選考結果は『通過』でした。

EYの場合は、このケースを参考にしながら、数値について面接で色々と突っ込まれます。

『かなりよくできている。』という評価ではあったものの、自分としてはかなり凡庸なものだったと認識しています。

特に企業での消費ではなく、個人の消費に限っている点が甘かったなと考えています。

(実は、企業ベースでも計算していましたが時間がなくてまとめきれなかったんです。医院、市区町村、企業の数で計算していました。)

まとめ

でもまあ、企業が求めているのはこのレベルの回答でいいんだと思います。

実際、ケースがうまくできた!と思ったことはないですが、落ちたことはないので(笑)

多分、最低限の考え方と説明の仕方があれば十分です。

最低限の考え方に関しては前回の記事をご覧ください

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