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丸紅の選考フローまとめ(就職体験記付)

丸紅
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10月も後半になり、OB訪問の準備を進めている方も多いと思います。

商社を目指す方は、そろそろOB訪問を始めましょう。

毎年、年が明けてからOB訪問を始める学生が多いです。しかし、年明けは決算などで忙しくなるので、承認率は下がってしまいます。遅くとも、11月には始めることをお勧めします!

今回は、『丸紅』の選考フローまとめです。

『丸紅』は毎年、選考ルートが何種類か用意され、その中から自分で選択し、応募していきます。

昨年度は3種類の応募方法が存在しました。

本記事では『昨年=22卒本選考』、『今年=23卒本選考』と表記しています。

【丸紅】選考フローと選考対策

昨年度は、3種類の応募方法がありました。

  • OPEN採用
  • CV【キャリアビジョン】採用
  • No.1採用
  • それぞれの選考フローを順に記載していきます。

    OPEN採用

    一般的な採用方法です。

    WEBテスト(自宅受験)
    ↓
    エントリーシート提出
    ↓
    1次面接
    ↓
    2次面接
    ↓
    最終面接
    ↓
    内定

    WEBテスト

    玉手箱のWEBテストです。一般的な玉手箱なので特別な準備は必要ありませんが『英語』があるので注意しましょう。

    ボーダーは高くはありませんが、優遇ルートに乗るためには高得点を取る必要があります。

    エントリーシート提出

    WEBテストと一緒にエントリーシートを提出します。

    【ESの設問】
    大学時代に学業で力を入れた点について記載してください。(100文字以内)
    大学時代に学業以外で力を入れた点について記載してください。(100文字以内)
    自分をPRするキーワードを最大5つまで記載してください。 (20文字以下)

    1次面接

    丸紅は明らかに優遇ルートが存在しています。

    WEBテストとESを提出した後に、【人事から電話が掛かってきて、5月中に面談という名の面接が始まる勢】と【6月まで何も連絡がなく、6月に1次面接を行う勢】です。

    基本的に、前者の優遇ルートに乗った人は、2次面接までを5月中に終了させ、6月1日にほぼ形式的な最終面接で、内定が出ます。めちゃくちゃ有利です。

    この優遇ルートに乗る基準は明らかではないです

    しかし、WEBテストの結果やESの評価、大学の成績から総合的に判断されているものと思われます。

    面接

    1次面接
    
    【面接官と就活生の人数】
    優遇面談面接官1人:就活生1人
    通常面接面接官2人:就活生1人
    
    【面接時間】
     30分(オンライン)
    【特徴】
    ・オーソドックスな質問が多く、エントリーシートに沿った質問がメイン。
    ・志望動機と学生時代に頑張ったことをメインに質問される。
    ・ざっくばらんな面談と言われるが実際は面接である。
    
    二次面接
    
    【面接官と就活生の人数】
    優遇面談面接官1人:就活生1人
    通常面接面接官2人:就活生1人
    
    【面接時間】
    30分(オンライン)
    
    【特徴】
    ・一次面接と同様のことを聞かれるが、一次面接よりも深く問われる。
    ・希望の部署に関して、かなり深く聞かれ、将来のキャリアビジョンが丸紅と合致しているかが重要である。
    
    最終面接
    【面接官と就活生の人数】
    面接官2人か3人:就活生1人
    【面接時間】
    面接約40分 (本社)
    【特徴】
    ・志望動機などに関する質問がメインであり、深堀りもされる。
    ・Why総合商社、Why丸紅を問われる。
    ・役員クラス3人なので、雰囲気は非常に厳かである。
    
    
    

    内定

    優遇ルートに乗っている人はその場で内定が出ますが電話で伝えられる方もいます。

    他社選考は辞退させられるので、注意です。

    CV(キャリアビジョン)採用

    CV採用とは、丸紅が自分のやりたいことへの就職を実現するために、若手を対象に入社後の部署・業務を明示して募集するジョブ型採用です

    Career Vision(キャリアビジョン) 採用 | 丸紅株式会社 (marubeni-careervision.com)

    ジョブ型採用なので、初期配属される部署が予め決まっています。

    選考ルートは違いますが、選考フローはOPEN採用と同じです。上記を参考にして下さい。

    また、CV採用はほとんどの人が5月中に面談が始まり、6月1日から順次最終面接が始まります。

    CV採用の場合は、なぜその部署を希望するのか?将来的に自身がどうなりたいのか?をかなり深く問われます。

    No.1採用

    WEBテスト(自宅受験)
    ↓
    エントリーシート提出、エントリー動画提出
    ↓
    1次面接
    ↓
    2次面接
    ↓
    最終面接
    ↓
    内定

    選考ルートは違いますが、選考フローはOPEN採用と同じです。上記を参考にして下さい。

    異なる点としては、エントリーシートの項目が『この分野では第一人者』と言えるあなたのエピソードを教えてください。(200文字以内)というものがあります。

    年によっては、「No.1採用動画」を提出する場合があります。この動画では、自身が何の分野でNo.1なのかを説明します。

    昨年度は、1分程度の 「No.1採用動画」の提出が求められました。

    No.1採用も、CV採用と同様に5月中に面談が始まり、6月1日から順次最終面接が始まります。

    僕の選考

    僕は、No.1採用とOPEN採用を併願して受けました。

    昨年度は、3種類の選考をすべて併願することができたので、最大3回のチャンスがあったと言えます。

    僕は、No.1採用の選考が先に進んで、6月1日に最終面接だったため、OPEN採用は選考途中で辞退しました。しかし、No.1採用もOPEN採用も、面接の形式などは同じだと思うので、参考にして下さい!

    WEBテスト ES 動画提出

    WEBテストは9割5分程度。

    動画に関しては、Eスポーツの大会で上位に入賞したことを話しました。

    その際に、『Eスポーツの大会の実績だけだと自分より上の人はいるし、No.1ではないな』と思ったので、【Eスポーツ×分析】の分野で日本でNo.1であると言いました(笑)

    正直、それでもNo.1かどうかは分かりませんが、実績がそこまで重要ではないと思い提出しました。

    1次面接

    OPEN採用と同時にESやテストは提出しましたが、OPENよりも随分早く連絡が来ました。

    4月1日に動画を提出し、4月の23日に面談の連絡をメールで頂きました。

    内容は、空いている日程をメールで教えて欲しいとのことでした。

    その後、日程が決定し、5月7日に1次面接がありました。

    1次面接は、人事部の方1名との30分程度の雑談でした。

    主にガクチカとキャリアビジョンについてしか聞かれませんでした。この段階では、人事の方が『こいつを次のステップに進めても大丈夫だろうか?』という雰囲気で、かなり探ってきている感じでした。恐らく、例年『実績はNo.1だけれどもビジネスマンとして会話ができない』という候補者が多い為に、慎重に評価しているのかなという印象を受けました。僕は正直に、『No.1なのかは分からない』と伝えたところ、『上の人たちはゲームとかあまり詳しくないから大丈夫だよ(笑)』と言われて、凄く人事の方を身近に感じたのを覚えています。キャリアビジョンに関しては、やんわりと聞かれました。僕は、行きたい部署が明確だったので、それを伝え、理由を説明し納得して頂きましたが、まさかの新卒配属のない部署でした(笑)リサーチ不足です。面談の最後には、上の年次の社員と面談してほしい旨を伝えられ、実質2次面接の予約を直ぐにしてもらいました。1次面接の、裁量はこの人事部の方が握っていると思います。

    この段階では、

    ・No.1であることを説明

    ・ビジネスマンとして通用することを証明

    ・キャリアビジョンをきちんと説明

    ・好かれる

    だけ満たせれば通過できると思います。特に、好かれるというのは重要です。

    企業も好き嫌いだけで、学生を判断しませんが、『限られた時間の中で好かれる』というのは、1つの強みですし、社会に出てからも重宝されるのだと思います。

    2次面接

    2次面接は5月14日にセッティングして頂きました。

    部長クラスの方と1対1で30分程度面談を行います。

    はい、めちゃんこ優秀な方でした。優秀且つ、めちゃめちゃ僕とフィーリングが合っていました。

    1次面接でのキャリアビジョンを実現可能なビジョンに修正し、それが丸紅で可能なのか?を壁打ちさせて頂きました。そのキャリアについての話でかなり盛り上がりました。盛り上がりすぎて、勝手にビジョンを作ってくれました。僕はただ頷くだけで、『いい学生だねぇ。将来必要だよ無双君!』という感じになっていました。

    2次面接では、No.1についてやガクチカはほとんど話しませんでした。

    この段階で、No.1採用やCV採用などの採用方法は関係なく、『丸紅に欲しい学生か否か』という観点で面接していると思います。話している感じ多分、面接官の方も僕が何の採用方法なのか知らなかったと思います。

    面接の最後に『就活無双君は優秀だったから、次の選考?なのかな?に進ませてあげてって伝えとくね』と言われ、選考通過を告げられました。就活は運も重要だなと再認識しました。

    最終面接

    最終面接は6月1日でした。役員3名でした。

    ただ、LINEのオープンチャットを見る限り、6月1日以前に最終面接を行っている方も数人いました。

    No.1採用自体、相当少ない人数しか応募していないと思うので、真実かは分かりません。

    最終面接は、自己紹介からはじまり、ガクチカや商社で何がしたいのか、なぜ丸紅なのかを問われました。30分程度だったのですが、役員の方の貫禄が凄くて終始ビビっていました。役員の方々の話を聞く姿勢はあまり良いものとは言えませんでした。僕のNo.1の内容がデジタル系だったので難しすぎたのかもしれません。聞かれることは一般的な面接と同じなので、特段準備することはありません。

    まとめ

    丸紅は採用方法がいくつかあって面白いです。

    【本当に良い学生がいたら取る】 のがCV採用とNo.1採用で、残りの枠をOPEN採用で埋めてるのだと思います。

    オープンチャットで、No.1採用を受けている人だけのグループがありましたが、20人くらいしかいなかったです。この20人の中で、次の選考に進んでいる、進んでいないの情報戦が繰り広げられるので、面白いです(笑)No.1採用ということもあり、すぐに人事の方にばれるのでお互い探り探りだったんだと思います。

    後、丸紅の2次面接の予約は他商社と比較すると遅いです。1週間くらい遅いです。5大商社の他が6月の第1週で面接を終わらせるのに対して、丸紅の2次面接は第2週から始まります。恐らく、5番手ということもあり、学生に内定を出しても他商社に流れることを嫌ってのスケジュールなんだと思います。他商社の内定を貰った学生は丸紅の2次面接を辞退するので、内定蹴りを減らせるということです。それでも、丸紅に行きたい!という学生は沢山いると思うので、僕個人としては、他商社と同じスケジュールで選考をしても良いのになと思います。

    個人的には、5大商社の中で社員さんが一番個性強くて面白かったので、おすすめの企業です。

    興味のある方は是非挑戦してみて下さい!

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