今回は、三井住友銀行(SMBC)の選考フローについて取り上げたいと思います。
メガバンクの中でも人気が高く、採用フローも人によって異なるので、注意してくださいね。
【三井住友銀行】選考フローと選考対策

選考フロー
まずは三井住友銀行の選考フローから見ていきましょう。
各フローの詳細と選考対策です。
昨年度は以下の通りでした。
エントリーシート提出+WEBテスト受験(自宅受験) ↓ WEBテスト受験(テストセンター) ↓ PS複数回(プライベートセッション) ↓ 1次面接 ↓ 2次面接 ↓ 最終面接 ↓ 内定
エントリーシート
エントリーシートのお題は以下の通りです。
計4問 (1)学生時代に力をいれたこと(100字以内×3つ) (2)その中で、苦労したことや克服したこと、そこから得たもの(400字以内) (3)志望動機(150字以内) (4)入行後どの強みを活かして、どんなことに挑戦したいか(200字以内)
・ESの内容自体はそれほど見られていない
短い字数の中で、バンカーとしての素質をアピールすることが重要です。バンカーには”協調性”や”傾聴力”が求められますが、三井住友銀行では、加えて、”積極性”が求められます。メガバンクの中でも体育会系色が濃い銀行なので、『熱血や情熱』をPRすると良いでしょう。
・志望動機に関しては、2点に絞って記入する
①なぜ、金融業界の中でもメガバンクを志望するのか?
例 特定の業界に縛られることなく、融資によって企業を支えられる点でやりがいを感じるから。
②なぜ、その中でも三井住友銀行を志望するのか?
例 UFJやみずほと比較すると、デジタル化が進んでおり、自身はデジタル×金融に興味があるから。
・将来のキャリアを具体的に書く
多くの就活生は、銀行の業務を正しく理解していません。その為、将来のキャリアビジョンを聞かれた際に、抽象的な回答になってしまいます。どの部署で、何に挑戦したいのかを具体的に記入するようにしましょう。その為にもOB訪問をして、業界理解・企業理解を深めておきましょう。
参考 OB訪問に関しての記事
WEBテスト(自宅受験)
ESの提出と同時にWEBテストの受験をします。形式は玉手箱です。
非言語が、『空欄推測』なので注意しましょう。玉手箱の空欄推測については、以下の記事を参考にして下さい。
問題が空欄推測と難しいこともあり、例年ボーダーはそれほど高くないようです。
言語と非言語合わせて、7割程度がボーダーと言われています。
昨年度は、「野村証券」や「SMBC日興証券」「日本総研」「アクセンチュア」「みずほ銀行」も空欄推測だったので、不安な方は先に上記の企業で練習し対策をしておくことをお勧めします。
以下は練習問題です。参考にして下さい。
WEBテスト受験(テストセンター)
ESとWEBテスト(自宅受験)を突破すると、テストセンターでのWEBテストを受験します。
昨年度の形式はSPIでした。英語はありません。
ボーダーはそれほど高くはなく、7割取っておけば十分です。
テストセンターのSPIは非言語で大きく差が付きますので、不安な方は非言語を中心に参考書で対策を行いましょう。
PS(プライベートセッション)複数回
PSとは、プライベートセッションの略です。
1回30分程度で、基本的には面接官1人と学生1人で行われます。
面接と、OB訪問の中間のような位置づけで、学生によって行われる回数は異なります。
平均的には、5回程度ですが、多い学生では9回行うこともあります。この回数は、【志望度】と【学生の質】で決定していると思われます。
回数を経るごとに年次が上がっていく場合が多いです。
逆質問の時間が大半を占めるので、事前に質問を6~7個準備しておきましょう。
PSで聞かれること ・志望理由 ┗なぜ銀行か ┗なぜSMBCか ・学生時代に力を入れたこと ・自身の強み弱み ・将来のキャリアビジョン ・逆質問
PSでの評価が悪いと、1次面接に進むことはできませんので、心して挑みましょう。
面接
一次面接 【面接官と就活生の人数】 面接官1人:就活生1人 【面接時間】 30分(オンライン) 【特徴】 ・オーソドックスな質問が多く、エントリーシートに沿った質問がメイン。 ・志望動機と学生時代に頑張ったことをメインに質問される。 ・ガクチカに関する深堀を10分、志望動機に関する質問を15分、最後に逆質問が5分程度。 二次面接 【面接官と就活生の人数】 面接官1人:就活生1人 【面接時間】 30分(オンライン) 【特徴】 ・1次面接と同じことが聞かれる。 ・それに加えて、将来どんなバンカーになりたいのかを詳しく聞かれる。 最終面接 【面接官と就活生の人数】 面接官1人:就活生1人 【面接時間】 面接約30分、 【特徴】 ・志望動機などに関する質問がメインであり、深堀りもされる。 ・現在の就職活動の状況を聞かれる。
1次面接から最終面接まで、一貫して聞かれることは大差ありません。
【志望動機】、【 ガクチカ 】、【キャリアビジョン】の3つを抑えておけば問題ないでしょう。
PSでの評価が余程低くない限り、1次面接は通過できるようです。
その為、2次面接の【キャリアビジョン】に関する質問が命運を握るのかもしれません。
最終面接はネガティブチェックの場合が多いようです。ほとんどの場合は2次面接までに決まっているのでしょう。
内定
1次面接~最終面接までは6月より前に行われます。
最終面接の結果が【通過】の場合はその場で伝えられることがほとんどの様です。
【通過】の場合は、6月の第1週目に本社での形式的な面談に呼ばれて、正式に内定となります。
5月に最終面接で【通過】を貰った場合、内定を承諾する意思がなければ、6月の形式的な面談に呼ばれません。その意思確認は、最終面接でもされ、最終面接後も電話等で聞かれます。
つまり、【6月の1週目の面談=承諾する場合は、内定】 ということです。
僕の場合

ES+WEBテスト(自宅受験)
志望動機はインターンで使用したものをコピペして出しました。
WEBテストも恐らく満点近いと思います。
正直、この段階で落ちるのは、論外なので頑張って下さい。
WEBテスト(テストセンター)
テストセンターのWEBテストは、体感8割くらいでした。
時間内にぎりぎり解き終わったかなくらいです。
テストセンターのWEBテストは、大抵の方は解き終わらない仕組みなので、6割くらいとれていれば問題ないと思います。
不安な方は、別の企業で練習しておくと良いです。昨年は、損保系の企業がSPIだったので、踏み台にしていました。
PS(プライべートセッション)
僕は3回でした。1回目から順に書いていきます。
一回目
一回目は、社員1名でした。年次の若い同じ大学出身の方でした。
ほぼ雑談と、ガクチカの話しかせず、共通の趣味の話で盛り上がり、
社員『えー無双君面白いねぇ。実際、銀行内定出たら来るの?』
僕 『あんまり興味はないけれど、面白い業界かもしれないので業界理解もかねて選考を受けてます。』
社員『やっぱ、そうだよね(笑)具体的に興味ある領域とかあるの?』
僕 『銀行のデジタルの領域、特に顧客データの活用方法やマーケティングに興味があります』
社員『なるほどね。うちでもその分野はまだ着手したばかりだけど、先輩にその部署の人がいるから紹介しても良いかな?』
みたいなぬるっとした感じで、1回目は終わって次のPSが決まりました。
選考の要素はないです。日本語が話せれば、次のPSを約束して貰えます。
二回目
二回目も、社員1名でした。
志望動機をかなり聞かれました。
でも、そもそも志望してないので正直に『銀行自体の業務には興味ない』と伝え、『銀行である必要はないが、データ分析系に興味がある。特に、顧客データが銀行にはあり、現在は上手く活用できていないから関心がある』と伝えました。
終始、『銀行じゃなくて良いんじゃないかなぁ』という社員の雰囲気を感じました。
僕も、『別に銀行じゃなくても良いんだよなぁ』という雰囲気で対応していました。
ただ、僕自身の能力は高く評価して貰えたみたいで、
『就活無双君を次に案内したいんだけど、志望動機をしっかり作りこんで欲しい(笑)』と言われました。
実際、興味ないのに無理やり志望動機を作りこんでも良いものか、引っ掛かりましたが、了承し次のPSが決まりました。
ちなみに、後で個人的に社員を紹介したいと言われLINEを交換して頂きました。謝謝。
三回目
3回目は社員2名でした。既に5回目まで終えている友人の話や、ネットの情報からも、PSの社員は1人と聞いていたので驚きました。ただ、2名とも人事の方ではありませんでした。1名は年次が若く、もう1名はかなりのベテランの方でした。
このPSはかなり面接要素が強かったです。志望動機と、将来のキャリアビジョンを深く聞かれました。
ベテラン社員のレベルは非常に高く、部署は忘れましたが、かなり裁量をもって仕事を行っているようでした。(トレードの部署かなんかで、この瞬間でも数億は自分の決定で動かせるみたいな話をしていました。)
逆質問の時間がめちゃめちゃ長かったです。準備している質問だけでは足りなかったので、その場で社員の経歴について質問したりして時間を稼ぎました。
あと一応、一貫して銀行の志望度は高くないことを伝えました。
もう1名の若手社員は、何も話しませんでした。置物か何かだったのかもしれません。(なわけない)
一次面接
女性の面接官一名の普通の面接でした。
志望動機も、一応は作りましたが、正直に銀行の志望度は低いことを伝えました。
面接官も、(なんで、こんなに志望度が低い奴PSで通すんだよ)と思っていたに違いありません。
既に、みすほ銀行の選考(CL)が進んでいることもお伝えし、面接は終わりました。
選考結果は数日後に電話で伝えられました。なんで通過したのか分かりませんでした。
二次面接
二次面接は社員1名でした。
一次面接と同じことを聞かれました。銀行で内定をだしたら来てくれるのかと聞かれ、
『メガバン3行の中ならSMBCに行きたい。他業界とは迷っている。』と伝えました。
メガバンの志望度は高くなかったのですが、3行の中ならSMBC一択だったので本心が言えて良かったです。
選考結果は数日後に電話でした。通過することは、2次面接の最後に口頭で伝えられていたので、驚きはありませんでした。
最終面接
最終面接は、採用責任者の方1名でした。
面接は主にキャリアビジョンについてで、お互いのミスマッチがないかどうかを確かめる意味合いが強かったです。他業界の選考状況を聞かれ、商社やデべの内定が出たらそっちに行くと思うが、悩ませてほしいと伝えました。
その場で、内定を約束して貰えたので、裁量はこの方が持っています。もしかしたら、その前のPS~2次面接までで、結果は決まっているのかもしれません。
後日、人事部の方から電話が掛かってきて、祝福の言葉を頂き、6月の本社面談の予約を行います。
全体を通して
内定後は恐らく多くの方が、すぐに承諾を迫られます。僕の場合は、商社の結果を待ってほしいと最初から伝えていたので、6月の第二週まで待って下さいました。
後、後日採用の方に聞いたのですが、面接で重要なのは圧倒的に【志望度】らしいです。
【志望度】が高ければ、多少学生の質が低くても下駄を履かせて貰えるらしいです。
一方で、【志望度】が低い場合は、余程それでもSMBCに来て欲しいと思わない限り引き上げないそうです。僕は、運が良かったと思います。
まとめ
三井住友銀行は年収も安定し、福利厚生も良いので就活生に人気の企業です。しかし、採用人数も多いことや、商社やデべ就活生の滑り止めであることからも、実質倍率はそれほど高くありません。
また、大学ごとに採用枠を設けているので、学歴フィルターは必ずしも作用するわけでもないです。
知名度の低い大学でも、毎年1、2名は入行できるので、挑戦してみて下さい。
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